CANON EOS Kiss M2はどれだけ進化した?人気のミラーレスカメラを徹底比較

目次

比較概要

CANON EOS Kiss M2は、2020年11月に発売されたエントリークラスのミラーレスカメラです。2018年に発売されたEOS Kiss Mの後継モデルで、 瞳AFの精度が向上したり、4K動画がクロップ無しで撮れるようになったり 、さまざまな点で進化しています。

しかし、EOS Kiss M2は本当に買いなのでしょうか?同じような価格帯で人気のある他のミラーレスカメラと比較してみると、 EOS R50やEOS R10といった新しい機種の方が性能や機能が優れている ことがわかります。

この記事では、EOS Kiss M2と他のミラーレスカメラとの違いを徹底的に比較して、あなたに最適なカメラを見つけるお手伝いをします。撮影シーンや目的に合わせて、メリットとデメリットを分かりやすく解説します。ぜひ最後までお読みください。

比較表

製品名 CANON EOS Kiss M2 EF-M15-45 IS STM レンズキット CANON EOS R50 ダブルズームキット CANON EOS R10 ダブルズームキット
発売日 2020年11月27日 2023年3月23日 2023年4月9日
価格 約7万7000円 約12万8000円 約9万8000円
センサーサイズ APS-C (22.3×14.9mm CMOS) APS-C (22.3×14.9mm CMOS) APS-C (22.3×14.9mm CMOS)
素数 2580万総画素、2410万有効画素 2420万総画素、2410万有効画素 2420万総画素、2410万有効画素
画像処理エンジン DIGIC 8 DIGIC X DIGIC X
液晶モニター 3型 104万ドット バリアングル 3型 162万ドット バリアングル 3型 162万ドット バリアングル
電子ビューファインダー 有機EL 236万ドット 0.62倍 有機EL 236万ドット 0.95倍 有機EL 236万ドット 0.95倍
連写速度 最高約10コマ/秒(AF/AE追従時) 最高約15コマ/秒(AF/AE追従時) 最高約15コマ/秒(AF/AE追従時)
動画撮影 4K(クロップあり)30p/25p/24p
FHD 60p/50p/30p/25p/24p
HD 60p/50p/30p/25p
4K(クロップなし)30p/25p/24p
FHD 60p/50p/30p/25p/24p
HD 120p/100p/60p/50p/30p/25p
4K(クロップなし)30p/25p/24p
FHD 60p/50p/30p/25p/24p
HD 120p/100p/60p/50p/30p/25p
手ブレ補正機構 レンズ内手ブレ補正のみ対応 レンズ内手ブレ補正とカメラ内手ブレ補正の協調に対応(5軸) レンズ内手ブレ補正とカメラ内手ブレ補正の協調に対応(5軸)
バッテリー持続時間 CIPA基準 約250枚(液晶使用時)
CIPA基準 約410枚(EVF使用時)
Ecoモード使用時 約450枚(液晶使用時)
Ecoモード使用時 約610枚(EVF使用時)
CIPA基準 約270枚(液晶使用時)
CIPA基準 約430枚(EVF使用時)
Ecoモード使用時 約470枚(液晶使用時)
Ecoモード使用時 約630枚(EVF使用時)
CIPA基準 約280枚(液晶使用時)
CIPA基準 約440枚(EVF使用時)
Ecoモード使用時 約480枚(液晶使用時)
Ecoモード使用時 約640枚(EVF使用時)

比較詳細

EOS R50 ダブルズームキットは、小型・軽量ボディに「EOS Rシステム」の高い撮影性能や便利な通信機能を凝縮したAPS-Cサイズのミラーレスカメラです。逆光や夜景でもカメラ任せで撮影が可能な「アドバンスA+」、1回の撮影で明るさや色合いの異なる3枚の画像を記録する「クリエイティブブラケット」を搭載しています。標準ズームレンズ「RFレンズ RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」、望遠ズームレンズ「RFレンズ RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」が付属しており、さまざまなシーンに対応できます。

EOS R50 ダブルズームキットは、初心者にも使いやすいカメラです。タッチパネルで簡単に設定や操作ができます。スマホと連携して、画像の転送や位置情報の書き込みができます。バッテリーはUSB-Cケーブルで充電できるので、外出先でも安心です。AFは上位機種と同じくらい高性能で、動きの速い被写体や暗い場所でもピントが合います。手ぶれ補正もレンズ内とカメラ内の協調に対応しており、ぶれの少ない画像が得られます。

EOS R50 ダブルズームキットは、高画質な4K動画撮影にも対応しています。手ブレ補正モードやタッチAFなど、Vlogやコンテンツ撮影に便利な機能が充実しています。また、バリアングル液晶モニターを使えば、自分撮りも簡単にできます。動画はMP4形式で記録できるので、スマホやPCに転送してすぐに共有することができます。

EOS R50 ダブルズームキットは、Wi-FiBluetoothを搭載しており、スマホとの連携がスムーズです。専用アプリ「Camera Connect」を使えば、カメラの設定や操作がスマホからできます。また、撮影した画像や動画をスマホに転送したり、スマホの位置情報をカメラに書き込んだりすることもできます。さらに、カメラのバッテリーはUSB-Cケーブルで充電できるので、外出先でも安心です。

メリットとデメリット

EOS R50 ダブルズームキットは、小型・軽量ながら高い撮影性能や便利な通信機能を備えたAPS-Cサイズのミラーレスカメラです。初心者でも簡単に綺麗な写真や動画が撮れるのが魅力です。しかし、一方で、レンズの選択肢が少ない、液晶画面が見づらい、バッテリーの持ちが悪いなどのデメリットもあります。以下に、EOS R50 ダブルズームキットのメリットとデメリットを詳しく紹介します。

メリット

  • 高精度なAF:EOS Rシステムの特長であるデュアルピクセルCMOS AF IIを搭載しており、被写体を自動で検出してトラッキングします。動き回る被写体にも追従してピントを合わせ続けるので、シャッターチャンスを逃しません。
  • 高画質な写真と動画:大型CMOSセンサーと最新の映像エンジンDIGIC Xが生み出す圧倒的な高画質です。スマホでは表現が難しいシーンも繊細かつ色鮮やかに描き出します。また、4K30pのハイクオリティ動画を撮影できます。
  • 充実の動画撮影機能:手ブレ補正モードやタッチAFなど、Vlogやコンテンツ撮影に便利な機能が充実しています。また、バリアングル液晶モニターを使えば、自分撮りも簡単にできます2。動画はMP4形式で記録できるので、スマホやPCに転送してすぐに共有することができます2。
  • スマホとの連携:Wi-FiBluetoothを搭載しており、スマホとの連携がスムーズです。専用アプリ「Camera Connect」を使えば、カメラの設定や操作がスマホからできます2。また、撮影した画像や動画をスマホに転送したり、スマホの位置情報をカメラに書き込んだりすることもできます2。
  • 初心者向けのサポート機能:逆光や夜景でもカメラ任せで撮影が可能な「アドバンスA+」、1回の撮影で明るさや色合いの異なる3枚の画像を記録する「クリエイティブブラケット」など、初心者でも楽しく撮影できる機能が搭載されています。また、カメラ入門サイトやオンライン講座なども用意されています3。

デメリット

  • レンズの選択肢が少ない:EOS R50はRFマウントのカメラですが、現在RFレンズはフルサイズ用の高級なものが多く、APS-C用のレンズは少ないです2。ダブルズームキットに付属するレンズは、軽量でコンパクトながらも画質や開放値が低いです2。他のレンズを使いたい場合は、高価で重くなる可能性があります。
  • 液晶画面が見づらい:液晶画面は3.0型で104万ドットというスペックですが、解像度が低く見づらいという声があります2。また、日差しの強い屋外では反射や見えにくさが気になるかもしれません2。
  • バッテリーの持ちが悪い:バッテリーはLP-E17を使用しますが、CIPA基準で約250枚という少なめの撮影枚数です。長時間の撮影や動画撮影をする場合は、予備のバッテリーを持っておく必要があります2。ただし、バッテリーはUSB-Cケーブルで充電できるので、外出先でも安心です2。

まとめ

EOS R50 ダブルズームキットは、小型・軽量ながら高い撮影性能や便利な通信機能を備えたAPS-Cサイズのミラーレスカメラです。初心者でも簡単に綺麗な写真や動画が撮れるのが魅力です。しかし、一方で、レンズの選択肢が少ない、液晶画面が見づらい、バッテリーの持ちが悪いなどのデメリットもあります。

EOS R50 ダブルズームキットと同じくらいの価格帯で競合するカメラには、EOS R10 ダブルズームキットとZ fc 16-50VRレンズキットがあります。EOS R10 ダブルズームキットは、EOS R50よりも高性能なAFや連写、動画機能を備えたミドルクラスのカメラです。Z fc 16-50VRレンズキットは、レトロなデザインと高画質なセンサーが特徴的なニコンのカメラです。

これらのカメラを比較すると、EOS R50 ダブルズームキットは以下のような特徴があります。

  • EOS R10 ダブルズームキットに比べて:初心者向けのサポート機能や商品レビューモードなどが充実しており、カメラに慣れるのに便利です。しかし、操作性や性能では劣ります。
  • Z fc 16-50VRレンズキットに比べて:デュアルピクセルCMOS AF IIやDIGIC Xといった最新の技術を搭載しており、AFや動画撮影に優れています。しかし、センサーサイズや画素数では劣ります。

以上のことから、EOS R50 ダブルズームキットは以下のような人におすすめです。

  • カメラ初心者で、スマホからステップアップしたい人:EOS R50は手軽で便利な撮影機能が充実しており、スマホでは表現できない高画質な写真や動画が撮れます。
  • Vlogやコンテンツ撮影に興味がある人:EOS R50は4K動画や手ブレ補正モードなどの動画撮影機能が充実しており、バリアングル液晶モニタースマホ連携も便利です。
  • 小型・軽量で持ち運びやすいカメラを探している人:EOS R50は328gという軽さでありながら、高性能なセンサーやエンジンを搭載しています。ダブルズームキットに付属するレンズもコンパクトで軽量です。

以上のように、EOS R50 ダブルズームキットは初心者でも楽しく使えるエントリーモデルとしておすすめです。もしもあなたがカメラに詳しくなくても、EOS R50 ダブルズームキットなら、カメラの魅力にどっぷりと浸かることができるでしょう。

引用

今回比較した機種のメーカーサイトは以下のとおりです。